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WordPressセキュリティ対策|パーミッション設定でサイトを守る

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制度やサービスの内容が変わっている可能性もありますので、最新の情報をお伝えします。

WordPressの権限設定に関するガイド。ユーザー管理とセキュリティ強化のための重要なポイントを示す画像。

目次

WordPressパーミッション設定とは

WordPressサイトを運営していると、「パーミッション」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。「パーミッション(ファイル権限)」設定は、WordPressセキュリティ対策の基本中の基本であり、サイトを不正アクセスから守る重要な防御策です。

パーミッションの基本概念

パーミッションとは、サーバー上のファイルやフォルダに対して「誰が・何ができるか」を決めるアクセス権限設定のことです。WordPressサイトは数多くのPHPファイル、CSSファイル、画像ファイルで構成されており、それぞれに適切な権限設定が必要です。

権限の3つのカテゴリ

パーミッション設定では、以下の3つのユーザー区分に対して権限を設定します:

  • 所有者(Owner):ファイルやフォルダを作成したユーザー(通常はWebサーバーユーザー)
  • グループ(Group):特定の権限を共有するユーザーグループ
  • その他(Others):所有者やグループに属さない全てのユーザー

3つの基本権限

各ユーザー区分に対して、以下の権限を組み合わせて設定します:

  • 読み込み(Read: r):ファイル内容の閲覧・フォルダ内ファイル一覧の表示
  • 書き込み(Write: w):ファイル内容の変更・削除、フォルダ内への新規ファイル作成・削除
  • 実行(Execute: x):プログラムファイルの実行・フォルダへのアクセス

パーミッション数値の読み方

パーミッションは3桁の数字(八進数)で表現されます。例:755644

数値権限内容
0権限なし
1実行のみ (x)
2書き込みのみ (w)
3書き込み+実行 (w+x)
4読み込みのみ (r)
5読み込み+実行 (r+x)
6読み込み+書き込み (r+w)
7すべての権限 (r+w+x)

例:755の場合

  • 1桁目(所有者):7 = 読み込み+書き込み+実行
  • 2桁目(グループ):5 = 読み込み+実行
  • 3桁目(その他):5 = 読み込み+実行

なぜパーミッション設定が重要なのか

WordPressのパーミッション設定を適切に行うことで、以下のセキュリティリスクを大幅に軽減できます。

セキュリティリスクの防止

「不正アクセス・改ざん対策」適切でないパーミッション設定により、悪意のある第三者がファイルを改ざんしたり、不正なコードを埋め込んだりするリスクが高まります。特にWebからアクセス可能なファイルに不要な書き込み権限を与えると、サイト乗っ取りの原因となります。

「情報漏洩の防止」重要な設定ファイル(wp-config.phpなど)が誰でも読み取れる状態になっていると、データベース情報などの機密情報が漏洩する危険性があります。

WordPress機能の正常動作

「機能不全の回避」権限が不足していると、以下のような問題が発生します:

  • プラグインのインストールができない
  • 画像のアップロードができない
  • テーマの更新ができない
  • サイトが正常に表示されない

WordPress推奨パーミッション設定値

WordPressセキュリティを最適化するための推奨パーミッション設定をご紹介します。

基本的な推奨設定

すべてのファイル:644

すべてのディレクトリ:755

重要ファイルの特別設定

wp-config.php(設定ファイル):600

データベース接続情報など最重要データが含まれるため、所有者のみアクセス可能に設定します。

wp-content/uploads/(アップロードフォルダ):755

画像アップロード機能のため、Webサーバーからの書き込み権限が必要です。

※「重要な注意点 777設定は絶対に避けてください」。誰でも書き込み可能となり、セキュリティリスクが極めて高くなります。

パーミッション設定の変更方法

WordPressのパーミッション設定は、以下の方法で確認・変更できます。

1. FTPクライアントソフトを使用する方法

FileZillaなどのFTPクライアント利用手順:

  1. FTPクライアントでサーバーに接続
  2. 対象ファイル・フォルダを右クリック
  3. 「ファイルのパーミッション」を選択
  4. 権限設定を変更し適用

2. レンタルサーバーのファイルマネージャー

Webベースでの設定変更手順:

  1. レンタルサーバー管理画面にログイン
  2. 「ファイルマネージャー」機能を開く
  3. 対象ファイルを選択
  4. 「パーミッション変更」で権限設定

3. WordPressプラグインを活用

セキュリティプラグインの活用:

  • SiteGuard WP Plugin
  • Wordfence Security
  • iThemes Security

これらのプラグインには、パーミッション診断・修正機能が含まれています。

パーミッション設定のベストプラクティス

  1. 定期的なチェック:月1回程度のパーミッション状態確認
  2. 変更前のバックアップ:設定変更前は必ずバックアップを取得
  3. 段階的な変更:一度に全て変更せず、重要なファイルから順次実施

その他のセキュリティ対策

パーミッション設定と合わせて実施すべきWordPressセキュリティ対策をご紹介します。

基本的なセキュリティ対策

WordPress本体・プラグインの更新

  • WordPress本体の最新版維持
  • プラグイン・テーマの定期更新
  • セキュリティパッチの即座適用

強力なパスワード設定

  • 12文字以上の複雑なパスワード
  • 大文字・小文字・数字・記号の組み合わせ
  • 定期的なパスワード変更

不要なファイル削除

  • 使用していないプラグインの完全削除
  • 不要なテーマファイルの削除
  • デフォルトテーマの削除検討

高度なセキュリティ対策

SSL化(HTTPS化)

  • データ通信の暗号化
  • SEO効果の向上
  • ユーザー信頼度の向上

ログイン試行回数制限

  • ブルートフォース攻撃対策
  • 不正ログイン試行の自動ブロック
  • セキュリティプラグインでの実装

定期的なバックアップ

  • サイト全体の自動バックアップ設定
  • データベースの定期バックアップ
  • 復旧テストの実施

WAF(Webアプリケーションファイアウォール)導入

  • 悪意のあるトラフィックのブロック
  • SQLインジェクション対策
  • XSS攻撃対策

WordPressセキュリティは継続的な取り組み

WordPressパーミッション設定は、サイトセキュリティの基礎となる重要な対策です。適切な権限設定により、不正アクセスや改ざんリスクを大幅に軽減できます。

今すぐ実施すべきアクション

  1. 現在のパーミッション状態の確認
  2. 推奨値との比較・修正
  3. 定期的なチェック体制の構築

セキュリティ対策の心構え

WordPressセキュリティは「設定したら終わり」ではありません。最新の脅威情報をキャッチし、継続的に対策を更新することが、安全で信頼性の高いサイト運営につながります。

重要なことはわかったけど、上記のような設定を触るのはこわいですよね? ウェビデザインでは、こういったセキュリティの設定も制作時に行いますので、安心してご依頼ください。まずはお気軽にお問い合わせください。


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