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検索上位を獲得するためのSEO内部対策チェックリスト【2025年最新版】

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検索上位を獲得するためのSEO内部対策チェックリスト【2025年最新版】

Webサイトの検索順位を上げるには、良質なコンテンツを作る「外部対策(コンテンツSEO)」と同時に、サイトの構造を整える「内部対策」が不可欠です。

内部対策が不十分だと、Google検索エンジンがサイトを正しく評価できず、せっかくの良質なコンテンツも上位表示されません。本チェックリストを活用し、あなたのサイトの「土台」を強固にしましょう。

ウェビデザインが実践する、「クローラビリティ」「インデックス」「ユーザビリティ」の3つの観点から見た、必須の内部対策項目22を公開します。

ステップ1:クローラビリティ(巡回されやすさ)の最適化

クローラビリティとは、Googleの検索エンジンロボット(クローラー)がWebサイト内を効率よく巡回し、新しい情報や更新された情報を発見しやすくすることです。

No.チェック項目概要と重要性
1XMLサイトマップの作成・送信サイト全体の地図をsitemap.xmlとして作成し、Google Search Consoleから提出。クローラーに全ページを効率よく知らせます。
2robots.txtの適切な設定クローラーに巡回してほしくないページ(例:管理画面、低品質なページ)を指示し、重要なページへのクロール資源を集中させます。
3内部リンク構造の整理関連性の高い記事同士を適切にリンクで繋ぎ、サイト全体を網の目のようにします。重要なページはトップページやナビゲーションから階層を浅くします。(3クリック以内に到達できるのが理想)
4パンくずリストの設置サイト内での現在地を明確にし、クローラーとユーザーの利便性を高めます。必ず構造化データマークアップを行います。
5リンク切れ(404エラー)の解消存在しないページへのリンクはクローラーの巡回を妨げ、ユーザビリティも損ないます。定期的にチェックし、リダイレクト設定などで解消します。
6シンプルで分かりやすいURLURLは英数字で短く、内容を示す簡潔なキーワードを含めます。日本語URLはエンコードされて長くなるため避けます。
7正規化(カノニカル)の設定重複コンテンツとみなされるページ(例:wwwあり/なし、http/https)が存在する場合、代表となるURLをGoogleに教えるためのrel="canonical"タグを設定します。

ステップ2:インデックス(評価)の最適化

インデックスとは、クローラーが発見したページをGoogleのデータベースに登録し、検索結果に表示できるようにすることです。タグを適切に設定し、ページの情報を正確に伝えます。

No.チェック項目概要と重要性
8タイトルタグ(Title)の最適化ページの最も重要なキーワードを左側に含め、簡潔かつ魅力的なタイトルにします。(概ね30文字前後)
9メタディスクリプションの設定検索結果に表示される概要文です。直接的なSEO効果はないものの、クリック率(CTR)に大きく影響するため、キーワードを含め、内容を要約した魅力的な文章にします。(概ね120文字前後)
10見出しタグ(H1H6)の適切な使用H1はページタイトルとほぼ同じ内容で必ず1つ使用し、H2以降を階層構造に沿って使用します。文章構造を明確にし、内容の理解を助けます。
11画像のalt属性(代替テキスト)設定画像の内容を簡潔に説明するテキストを設定します。画像が見られない環境のユーザーやクローラーに内容を伝え、画像検索にも有効です。
12構造化データマークアップ記事やFAQ、会社情報、パンくずリストなどの情報を、Googleが理解しやすい形式でマークアップします。検索結果にリッチスニペットとして表示され、CTR向上に繋がります。
13低品質・重複コンテンツの対応内容の薄いページや、他ページとほとんど同じ内容のページは、noindexタグでインデックスから除外するか、統合・削除してサイト全体の品質を上げます。

ステップ3:ユーザビリティ(利用しやすさ)の最適化

ユーザビリティは、Googleが近年最も重視する評価基準の一つです。ユーザーがストレスなくサイトを利用できる環境を整えます。

No.チェック項目概要と重要性
14Core Web Vitalsの改善LCP(読み込み速度)、FID(操作の応答性)、CLS(レイアウトの安定性)を計測・改善し、ユーザーの「ページエクスペリエンス」を向上させます。
15モバイルフレンドリー対応スマホ、タブレットなど、あらゆるデバイスで適切に表示・操作できるレスポンシブデザインを採用します。
16サイトの常時SSL化(HTTPS化)サイト全体を暗号化し、セキュリティを確保します。Googleも推奨する必須項目です。
17表示速度の高速化画像ファイルの圧縮、CSS/JavaScriptファイルの最適化、サーバーの応答速度改善などにより、表示速度を向上させます。(特にモバイル)
18目次の設置長文の記事には必ず目次を設置し、ユーザーが読みたいセクションへすぐに移動できるようにします。
19適切な広告・ポップアップの配置画面の大部分を覆うような広告やポップアップはユーザー体験を損なうため、控えめにします。
20CTA(行動喚起)の最適化お問い合わせや資料請求など、コンバージョンに繋がるボタンを、読者の視線を集める位置に設置します。
21E-E-A-Tの明記経験・専門性・権威性・信頼性を示すため、著者プロフィールや会社概要、運営実績などを明確に記載します。
22分かりやすいサイト内検索の設置ユーザーが求める情報を素早く見つけられるよう、検索窓を分かりやすい場所に設置します。

実践の優先順位と次のステップ

内部対策は項目数が多いため、すべての対応を一度に行うのは困難です。以下の優先順位を参考に、計画的に進めてください。

  1. 最優先(致命的なエラー回避): 常時SSL化(HTTPS化)モバイルフレンドリーXMLサイトマップ送信
  2. 次に優先(評価への影響大): タイトル・メタディスクリプション見出しタグの最適化Core Web Vitalsの改善
  3. 継続的な改善: リンク切れの解消内部リンク構造の整理

SEO / MEO対策の基礎と実践

これらの内部対策をマスターすることで、あなたのWebサイトの検索エンジンからの評価は格段に向上します。さらに詳しいSEO対策の全体像については、[SEO / MEO対策の基礎と実践]の記事も併せてご確認ください。


ウェビデザインでは、これらの内部対策を含むWebサイトの制作、保守管理、SEO対策を一貫して承っております。現在のサイトの内部対策状況を無料で診断することも可能です。

まずはお気軽にご相談ください。


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