SSL (Secure Sockets Layer) は、データ通信においてセキュリティを確保するためのプロトコルの1つです。インターネット上で情報をやり取りする際に、ユーザーとサーバー間の通信を暗号化することでハッキングなどを防ぐことができます。
通常、Webサイトにアクセスするときには、ブラウザとWebサーバー間でデータがやり取りされます。このとき、SSLプロトコルが使用されると、ブラウザとWebサーバー間の通信が暗号化され、データのやり取りが盗聴や改ざんなどから守られます。SSLによって暗号化された通信を行う場合は、「https://」がURLの先頭に付与されます。
SSLは現在、TLS (Transport Layer Security) として知られる新しいバージョンに置き換えられつつあります。しかし、SSLとTLSは非常によく似ており、両者が混在して使用されることもあります。
SSLに対応していないサイトには警告が出るようになっていますので、できるだけ早く対応しましょう！
無料と有料
SSLには無料と有料の2つの種類があります。無料のSSL証明書は、Let’s Encryptなどの認証局から提供されるもので、一般的にドメイン名の所有者が簡単に取得できます。有料のSSL証明書は、より高度な認証や保証、保険などが含まれ、様々なタイプがあります。有料の証明書には、ドメイン認証（DV）、組織認証（OV）、拡張認証（EV）などがあります。価格は、認証の種類や提供される機能によって異なります。
どちらのタイプのSSLを使用するかは、ウェブサイトの目的やビジネスのニーズによって異なりますが、一般的には、オンラインショップや金融機関など、個人情報や支払い情報を扱うサイトでは有料のSSL証明書を使用することが推奨されます。一方、ブログや個人のウェブサイトなど、個人情報を扱わないサイトでは、無料のSSL証明書でも十分なセキュリティを提供することができます。
まとめ
現在まだSSLに対応していないサイトを見かけますが、閲覧すらできなくなってきていますので、早急にSSL化をお勧めいたします。当社では、無料のSSLを使用しておりますので一度ご相談ください。ご希望の方は有料のSSLも設定いたしますので、お気軽にご相談下さい。
